kenzi200’s diary

「"決めてしまう"のカラクリ」 返信メールで配ってます。 ouvb043251@gmail.com

9・18・何々って快感」の根拠、裏づけ。あるいはこじつけ。                 神経から伝達された「情報」を、脳がどう解釈するかによって「痛み」に変わる。 痛み自体を感知し伝達する神経は、そもそも存在しない。 私たちの多くが「痛み」に対して持っている認識のひとつとして、 痛みとは「必ず決まったところ(傷など)から発生する」ものだと信じていることが挙げられるだろう。しかし実のところ、これは誤りだ。 さらに、痛みは「痛みを感知する神経」により、その発生源を脳に伝えるものと思われがちだが、

ボーダー 「9・18・何々って快感」の根拠、裏づけ。あるいはこじつけ。 」 https://linliv.ee/TrJ0KYZ/co/ot/sh/pl #LINELIVE で配信中

 

何々って快感」の根拠、裏づけ。あるいはこじつけ。

           

   
神経から伝達された「情報」を、脳がどう解釈するかによって「痛み」に変わる。

痛み自体を感知し伝達する神経は、そもそも存在しない。

私たちの多くが「痛み」に対して持っている認識のひとつとして、
痛みとは「必ず決まったところ(傷など)から発生する」ものだと信じていることが挙げられるだろう。しかし実のところ、これは誤りだ。

さらに、痛みは「痛みを感知する神経」により、その発生源を脳に伝えるものと思われがちだが、これもまた大きな間違いだ。

痛みは「脳の中にある」。「痛みは脳のオピニオン、意見・見解・主張」なのだ。

痛みは幻肢(げんし)で体験することも、軽減することも可能だ。

人は、傷ついた手や膝が文字どおり「大きく」見えると、不快感や患部の腫れが悪化する。

しかし仮想現実技術などを使い、患者の目に患部を小さく見せると、逆に不快感や腫れも減少する。

あるいは注射されている瞬間を見ていなければ、その痛みは軽減されるものだ。

脳の働きを活用すれば、ある程度痛みを制御できるのである。

これはそれほど驚くべきことではない。そもそも私たちが持っているすべての感覚において
「何が起きていて、それに対しどう対処すべきか」を判断するのは、
脳の働きによるところが最も大きいからだ。

「原因に関係なくすべての痛みは本物です。
ただそれらはすべて、受信した情報に応じて脳が作っているものなんですよ」

モーズリーや他の研究者によれば
「痛みの度合いはケガの重症度に比例する、という指標は信頼できない」という。

ときには、組織にいっさい損傷がなくても痛みを感じる場合もあるのだ。

「痛み」とは脳と体によるコミュニケ―ションのようなものだ。

それは口頭でおこなう会話のように、白熱したり凪(な)いだりする。

負傷した兵士は戦場から離れただけで安全だと感じ、その安心感から相対的に痛みが軽減した。

無傷でも “妄想” で猛烈な痛みを感じることもある。

「痛み」という感覚はすべて脳が作り出した信号に過ぎない
https://courrier.jp/news/archives/187804/


                                

痛みを「感情」として捉えるほうが,我々を取り巻く様々な痛みに関する事象を,より認知科学的,論理的に理解できる。

怪我(組織損傷)の有無にかかわらず,我々は痛みを想起したり,感じたりすることができます。

「痛み」というのは最終的に大脳で認知統合される感覚・認知・感情体験であり,
組織障害による純粋な感覚としての痛覚は「侵害受容」と呼び,「痛み」とは明確に区別します。

たとえ侵害受容情報が無くとも,ヒトは実際に痛みを感じることはできるし,
その際の脳活動は痛み関連脳領域(痛み刺激に対して活発化する脳領域ネットワーク)の活発化を呈する

痛み関連脳領域は様々な警告的な刺激に反応することがわかり,
痛みだけに反応するネットワークというより,
生体にとって重要な感覚情報を検出するネットワークとされています。

スポーツの試合中に夢中になっている際に怪我に気付かない,試合が終わった後に初めて痛みを感じた。

スポーツ試合中の例のように,痛み体験は,認知,注意,期待,気分,環境,適応により大きく変化・修飾されます。

痛みは脊髄を上行して大脳に入ると,
認知・感情面を伴った脳内体験として統合されます。

痛みは認知・感情面の影響を受けやすく,痛みとその修飾(鎮痛)は,いわば天秤のようなバランス関係にあります。
https://psych.or.jp/publication/world084/pw07/


           

筋肉が緊張し硬くなっている。
ただ、それだけです。

硬いと言いましても、柔軟性のことではなく、触ってみて、軽く押してみて「硬いかどうか?」という意味です。

筋肉が硬くなるだけで、こんなにも痛くなるのか?と思われたかもしれません。

ですが、これ以外に理由はありません。

筋肉が緊張し硬くなることで、縮むチカラがはたらきます。

この、“縮むチカラ”により、筋肉の中を通っている血管を圧迫して細くしてしまいます。

こうなると、動脈血の流れが悪くなり、
その筋肉などの細胞が「酸欠状態」となり、
危険である事を「痛みの感覚」を使い脳に知らせています。

酸素が不足すると、細胞は“ブラジキニン”や“ヒスタミン”という『発痛物質』を放出します。

この発痛物質に“痛覚ニューロン(ポリモーダル侵害受容器)”が反応し、
痛み、シビレ、重い、だるいなどの症状を呈します。
https://nomura.clinic/mechanism_of_pain/


           

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